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車屋さんが漁師に!? リピーターの多い瀬戸内の旬の魚介セットをご紹介!

ふるさと納税の返礼品を選ぶ時、こんなこと思ったりされませんか?
「新鮮な魚介類が届いて欲しいな。」
「一度にいろんな種類の魚介類を食べたい。」

そんな寄付者のご要望に寄り添い、高いリピート率を誇る平生町のふるさと納税返礼品「車屋が漁師になってお届け 瀬戸内の旬の魚介セット」をご紹介します。

「車屋さん!?でも、漁師さん?」
今回は、車屋さんで素潜り漁師という2つの肩書きを持つ、有限会社カーアシスト・吉田の代表取締役の吉田和人さんにインタビューさせていただきました。普段は鈑金塗装や事故のレッカー対応に24時間駆けつける吉田さんがなぜ漁師になったのか?リピーター率の高い人気の理由とは?素潜り漁に同行させてもらい、その様子とともにレポートします。


実際のリピーターの声


吉田さん:「うちは、新規よりリピーターが多いんよね。毎年頼んでくれる人が多い。昨日も寄付の連絡があったけど、今年でもう2回目の人。」
吉田さんの返礼品ページを覗いてみると、寄付者の方からの感想がとても多いです!例えばこんな声!

「対応にも品物にも感動です」
ふるさと納税利用者:「たくさんの貝やお魚が届きました。苦手なものはないか確認や詳しい出荷の連絡ももらえました。ウニの甘さへのこだわりをしっかりこちらで受け取らせてもらいました。本当に美味しかったです!その他も味、大きさ共に大満足です。たこの茹で方も丁寧に教えてもらえ、柔らかく仕上がりました。季節ごとに色々食べてみたいのでまたよろしくお願いします。ありがとうございました!」

返礼品の魚介セットの味の感想だけでなく、吉田さんの対応へも感謝の言葉が述べられていました。苦手なものや食べ方までレクチャーを行い、寄付者のご要望に沿ったお礼の品のご提案をしています。


タコやウニ。鮑が隠れています。見つけられますか?

こだわりは返礼品だけに留まらず「鮮度」も重視!


吉田さん:「それぞれの美味しさが引き出せるように、獲れてすぐに締めの処理をしている。多くの人がとれたてが一番美味しいっていうし、確かに新鮮でコリコリとした食感は美味しいけど、自分はどの魚を食べても同じ味というかその魚本来の味ではないと思うんよ。処理の仕方は魚によってそれぞれなんだけど、すぐ締めて内臓をすぐ出したり、一度冷凍したり魚介類ごとに処理を変えて熟成させることで魚本来の味を引き出している。」

最近では疑似餌を自作し、釣った魚も返礼品にしているのだとか。
普通の餌を使用してしまうと、釣った後魚のお腹の中で腐ってしまうためお魚の味に影響がでるそう。餌が腐ることがない擬似餌は味への配慮から行っているそうです!一匹ずつ処理を行うことは時間がかかりますが、素潜り漁の吉田さんだからこそ一匹ずつ丁寧な処理を行えています。

この日は大漁でした!

寄付者の要望に応えたい

古野:ふるさと納税の返礼品を提供する上で気をつけていることはありますか?

吉田さん:「一度必ず電話するね。届いたその日に食べられるように送るから日時を確認している。人によって、サイズ重視だったり家族が多いから個数が必要だったりとかは変わってくるじゃん?食べられる食べられないとかもあるからね。あと、必ず何をいれたのか写真も撮っておいて、リピートで頼んでくれた人に去年何を入れたのか確認しているね。」


自分が食べないものは送らない、吉田さんの大事にしてきたこと

古野:魚の処理の方法を変えて、提供するのって大変じゃないですか?

吉田さん:「やっぱり自分が美味しいと思えるものを届けたい。自分自身が生臭い魚を食べられないのよね。普通に売ってあるのもダメ。普通の人は、匂いとか感じんと思うんやけど、自分は臭うんよね。見た目新鮮だなって思うけど次の日には臭いがして食べられないんよ。」

新鮮なお魚の本当の味を知っているからこそ、新鮮なお魚はどんな味なのか興味が湧きますよね。

船の舵をとり、ポイントに向けて

車屋なのに素潜り漁師を始めたワケ

古野:どうして素潜りを始めたんですか?

吉田さん:「独立したときにどこか忘れちゃったけどコンサルを受けて、人生設計を立てたときに、55歳になったら仕事以外のことを始めようって決めてたんよ。40歳の時に親から言われて兄弟でしていた家業の車屋から独立したんよ。40歳って遅い独立で不安もあって365日休まず仕事していて朝は3時から夜は20時まで、レッカー対応で寝ない日もあって働いてたんだよね。今はレッカー対応できる従業員も増えたけど、当時は自分が全部していて家族も養っていかないといけないし、必死だったね。そしたら、53才のときにコロナが流行したんよ。コロナの行動規制が最初の頃はあったじゃん?みんな外出しないから、GWとか毎年大忙しだったけど、全然車屋に仕事が入らなくて。従業員も抱えているし、車屋以外に稼ぐ必要があって。海は好きだったし、泳ぐのも好きだったから、少し早まって53か54才の時に素潜りを始めた感じかな。」

この日は朝潜れなかったので、お昼に時間を作って潜りに行きました。

車屋と素潜り漁師を両立するということ

古野:素潜り漁も車屋さんもされていて大変なことはないですか?

吉田さん:「漁に出ていても車屋の仕事が突然入ることがある。そしたら、すぐ戻らないといけない。以前は潮をみて漁に出ていたんだけど、13時に漁に出ようとするとその時間の前後に仕事を入れなくなるんよね。なかなか、仕事の両立が難しかったけど、今は朝の6時から8時くらいまで潜るようにしたんだよね。その時間は比較的仕事が入らないから、今は毎日その時間に漁に出てるね。」

古野:毎朝早くから海に入るのは、実際大変じゃないですか?

吉田さん:「海が好きなんだよね。泳ぐのも好きだしね。海に2、3日入らなかったら調子が悪くなるんよ。台風とかなんかで海に入れないでいると、こうなんかモヤモヤするというか変な感じになるんよね。みんなサウナに入ったら、体が整うって言うじゃん?自分は海に入ったら整うんだよね。だから、全然毎朝海に行くのは苦じゃないね〜。」

ウニも種類によって味や大きさが異なる

今後の展望は?

古野:今後したいことはありますか?

吉田さん:「したいことがたくさんある。トレーラーハウスを持っているから、そこでグランピングできるように整えている。サウナも作ったしこれからウッドデッキを作ってかまども作ろうと思っている。トレーラーハウスや佐合島で泊まれるところを作って、そこでBBQできるようにして海鮮セットもその場で食べてほしいね。佐合島に塩釜を作る場所を作って塩釜もできたから、佐合島の綺麗な海水で塩を作りたい。本当にしたいことがたくさんあるのに体は一つしかないからね。少しずつ進めているよね。」

吉田さんに佐合島の好きなポイントをお聞きしました。

吉田さん:「なんともいえない静かさが好き。時間がゆっくりと流れる感じがわかるかな〜。すごく好きなんよね。」

佐合島に住む人たちは、徐々に減っていき5世帯のみになりました。
世間とはちょっと離れた時間が流れる佐合島に、人がくる流れを作りたい吉田さんは小さくコトを進められています。
今後、佐合島で吉田さんが獲った魚介類でバーベキューができる日は近いですね!

平生町を訪れた学生たちに佐合島でこれまでの経歴や今後のことについて話す吉田さん


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