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中学校でセブ島!?オンライン英会話を体験!

こんにちは、地域おこし協力隊の古野です。

今回は、平生町の中学校でオンライン英会話の授業が行われるということで見学に行ってきました。
オンラインでつなぐ場所はなんと...、セブ島!?

リゾートのイメージがあるフィリピンのセブ島とつなげて学べる英会話が、この平生町で行われているということなので、見学に行ってきました!
山口県内では、平生町のほか宇部市でも取り組まれているそうです。
私が学生のときにはなかったオンライン授業。
海外の先生が来てくれる授業とオンライン英会話はどう違うのでしょうか?
なぜセブ島なのかも聞いてみました。

平生中学校の場所はこちら↓
〒742-1107 山口県熊毛郡平生町曽根1844


周辺は山に海にと、自然豊かな環境に囲まれ、
平生町の川と海をつなぐ入り口のところに平生中学校はあります。


1、オンライン英会話スタート!

実際に授業の様子を見学させていただきました。

セブ島と繋ぐ前に練習をしてます。

時間になると、タブレットを準備し、

タブレットの準備中

オンライン英会話の時間は、セブ島の先生が進行して授業を行ってくれます。

自己紹介から始まり、リーディング、質問と続きます。
もちろん、全て英語で行われます。
質問も説明も英語です。
わからない人向けに、もちろんタブレットにヒントや、英文も出るので耳からの情報だけではないところも安心です。

実際の授業の進行は現地の先生が英語で指示します。
ヒントも出してくれるので、聞き取れなくても質問の意味を理解することができるようにもなっています。


オンライン英会話の様子

2、先生から見たオンライン英会話

フィリピンのセブ島の方々の第一外国語は英語で、訛りがないんだそうです。

そのためセブ島は語学留学の受け入れが盛んで、生徒たちにとって聞き取りやすい英語を話すことからセブ島が選ばれました。

先生方はこれまでは教室の前からクラス全員に一斉に授業することが多かったそうですが、オンライン英会話を取り入れたことで、これまで以上に生徒一人一人の様子をそれぞれ見て回れるようになったそうです。


先生が一人一人を見て回っています。

古野:「オンライン英会話を取り入れて良かったことや分かったことを教えてください。」
先生:「このオンライン英会話は英語を話す実践の場になっていると思います。普段のテストで点数がいいから話せるか、というと違うんです。コミュニケーション力はまた別で、点数関係なしに話せる人はなんとか知っている単語を駆使して話そうとする。コミュニケーション力と英語の成績はあまり関係ないことが分かりました。」

完璧に話そうとするのではなく、英語を使って何とか伝えようとする思いや話すことの楽しさを感じるきっかけになっています。

普段の授業では、先生と話せたとしても1、2分くらい。
先生1人に対して、30人の生徒がいるので一人一人とはなかなかたくさんの時間を話すことができないといいます。

このオンライン英会話の場合は、先生1人に対して、生徒が2〜3人。
約30分程度ずっと英語だけで会話するので、なんとか知っている単語で伝えようとする姿も見られるそうなので今後も生徒たちが英語を楽しいと思うきっかけになってほしいです。


ハンドサインを使って話す生徒

3、感想

実際にハンドサインを使いながら、先生と対話を楽しむ生徒もいました!!

わたしも中学生のころは英語の授業やテストはとても苦手でしたが、外国の先生がきて英語を話す時間はとても楽しかったことを覚えています!
このオンライン英会話も生徒たちにとって楽しい時間になっているのだろうなと感じました!

山口県内の公立中学校では平生町や宇部市など、オンライン英会話レッスンを授業で取り入れているところは少ないとのことです。
将来平生町からグローバルに活躍する人材が多く輩出されるかも!?


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