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平生町空家バンク事業

地域おこし協力隊の古野です。
「アイ・ラブ・ひらお」定住プロジェクトに、空家バンク事業があるのをご存じですか?
今回は、平生町の空家バンクを利用されお家を借りられた方の声とともに、平生町の空家バンク事業をご紹介いたします。

1、空家バンクを利用し借りた方にインタビュー

今回インタビューにご協力いただいたのは、平生町の自然環境を求めて移住を決めた方になります。

<移住者さんのご紹介>
居住地:関東圏
家族構成:40代ご夫婦、お子さん、ペットのワンちゃんを含む4人家族
目的:自然環境豊かな生活を求めて

古野:「今回決められたお家は何を重要視されましたか?」
借りた方:
「田舎の暮らしをしたかったので、利便性よりも自然豊かな環境があることを重視しました。また、賃貸物件ですがDIY可能かどうかの確認はしました。すぐ住めるかどうかや綺麗さは重視しなかったです。ただ水回りが整っているかなど自分なりの条件の基準はもっていました。」

古野:「実際の物件探しはどのように進められましたか?」
借りた方:
「事前にネット上で平生町の空家バンク物件を検索して、役場に相談をしました。すぐに連携している不動産業者に連絡をしてくれたのですが、問い合わせた当日に見に行けることになるとは思いませんでした(笑)。」

毎回当日にご案内できるわけではないのでしょうが、すぐに予定を調整してくれるのはありがたいですね。内覧をご希望の方は、実際に役場へ訪問する前に電話で問い合わせすると良さそうです。


移住者さんが気に入られた風景

2、空家バンク登録物件の改修や不用物撤去について

古野:「賃貸で古民家ということですが、リフォームはされる予定ですか?」
借りた方:
「そうですね。私たちの場合大家さんに改修の許可をいただけたので、少しだけリフォームをさせていただく予定です。やっぱり自分達でできない部分に関しては専門業者さんに頼り、移住支援事業のひとつ”空家リフォーム助成事業”を活用させていただこうと思っています。」

平生町には空家バンク事業と合わせて、空家リフォーム助成事業があります。
”空家バンク”に登録された空家のリフォームや家具などの不要物の撤去費用の一部が助成される事業です。

空家バンクのリフォーム助成事業のご紹介
http://www.town.hirao.lg.jp/soshiki/chiiki/sosei/teijyu_project/1454053638341.html

補助金の額は以下の通りです。
①リフォーム
対象費用の2分の1 (上限30万円)
※新規就農・漁業者の場合上限40万円

②不要物の撤去
対象費用の全額 (上限10万円)
※新規就農・漁業者の場合上限20万円

古野:「物件見学される際に気をつけたことはありますか。」
借りた方:「お家の状態だけで決めるのではなく、周辺の地域の人との関係を見て決めたことです。物件を内覧したときに、周辺の地域の方がお声をかけてくださったことが印象的でした。都会と違う地方のあたたかさを感じました。」

移住先の地域の方とうまくやっていけるかというところは、地方移住を検討される多くの方が気にされる部分だと思います。内覧のタイミングで町の雰囲気を感じ、地域の人とお話しできたのは素敵ですね。

3、空家バンクの詳しい制度について

空き家バンク事業とは、平生町の利活用可能な空き家を不動産関係団体と連携して町外からUIJターンを希望する人に紹介し定住促進を図る事業です。
そのため空家バンクから空き家を借りる・購入することができるのは、平生町外に在住している方だけになります。

平生町の空家バンクの物件情報はこちらから
http://www.town.hirao.lg.jp/soshiki/chiiki/sosei/teijyu_project/akiya/1454053638654.html

空家バンク登録物件の公開時期に定まりはありません。平生町への移住を検討されている方は、ご自身でこまめにチェックされることをおすすめいたします
また空家バンクに平生町の全ての空き家情報が掲載されているわけではありません。
空家バンク以外の物件に関しては、各不動産会社さんにお問い合わせください!

空き家を賃借・購入までの流れは、以下のリンクをご参照ください。
http://www.town.hirao.lg.jp/soshiki/chiiki/sosei/teijyu_project/akiya/1454053662481.html

町は、交渉や契約、契約などに関するトラブルには関与できません。
空家バンクをうまく活用いただき、良い移住先が見つかることを応援しております。

4、最後に平生町内の空き家をお持ちの方へ

平生町はまだまだ空家バンクの登録件数が少ない状況です。

空き家を所有されている方のなかには、大切な思い出が詰まっているということでなかなか手放せない方も多いかと思います。

しかし、人が住まなくなったお家はどんどん劣化が進んでしまいます。最近では法律の改正により場合によっては税金が増大してしまうことも。

家は人が住んでこそ、生きるものです。

大切なお家を守っていくために、空家バンク登録へのご検討ください。

これまでの思い出の詰まった家を空き家にしておくのではなく、他の家族の思い出の家として生かしていきませんか?

ぜひ、空き家をお持ちの方は平生町役場へご相談ください。
空き家を所有されている方がお近くにいらっしゃいましたら、空家バンク事業についてお伝えいただければと思います。