一つひとつ手づくりしています。室津半島で愛される菓舖よこみち
「今年の夏で50年になりますね。時間が経つのはあっという間ですね。」
懐かしむような笑顔で語られるのは、「菓舖よこみち」の店主、岡村哲夫さん。
「菓舖よこみち」は創業50年、平生町では40年という長い年月愛されている和菓子屋さんです。
和菓子屋さんではありますが、洋菓子も作られており、イタリアーノひらおらしくイタリアに関するお菓子もあります。
ふるさと納税には、看板商品の“周防みやま栗”を始めとした和菓子や“ソルベ”などの洋菓子を出品いただいています。
今回は、岡村さんのお菓子作りと平生町への想いを伺ってきました。
1、身近にお米があったから
岡村さんは上関町出身で、ご実家はお米屋さんだったそうです。
高校卒業と同時に一度は大阪の鉄工所へ働きにでられていましたが、ご縁があってお餅屋さんに転職。
その後、老舗和菓子屋さんで修行し、上関町へ戻られご実家の精米所を改装し「菓舖よこみち」がスタートしたそうです。
ご実家がお米屋さんということもあり、お米へのこだわりは強いのだとか。
岡村さん「なんのお米が合うかは分かりますね。あと、手間はかかりますが一度お米を炊いて潰してお菓子に使っています。」
一般的に、お菓子作りはお米を製粉したものを使用することが多いそうですが、菓舖よこみちでは一度お米を炊いて丁寧に潰して滑らかなお餅にしているそうです。
お米のお菓子は賞味期限の関係でふるさと納税でお届けできませんので、平生町へ足を運んでぜひ召し上がってみてください。
2、ふるさと納税返礼品「周防みやま栗」
菓舖よこみちのふるさと納税返礼品のなかで一番人気&看板商品でもある「周防みやま栗」。
元々、上関町で「深山栗」という名前で、形も大きさも違うお菓子として誕生しました。
平生町へ出店をされてから、「箕山(みやま)」があることを知ります(箕山とは、平生町にある山の名前)。
また大きな栗が手に入ったことから、白餡に大きな栗 丸々1個を生地でくるみ、栗の形に焼き上げた今の形の「周防みやま栗」が完成したそうです。
たまたまとはいえ、「平生町」と「菓舖よこみち」のご縁があったのかなと感じさせるエピソードでした。
岡村さんから古野(筆者)へ平生町の好きなところを逆質問され、平生町の海が好きですと答えたところ、
岡村さん「私も海が好きなんです。いつ見てもさざ波で、必ずどこか平生の海はきらきらしてますよね。だから、平生町はきらめいているイメージでKIRAMEKI HIRAOと言葉を作ったんですよね。」
3、作ることが楽しい!
お店を覗くと、上関町・平生町に関するお菓子がたくさん並んでいます。
岡村さんは、いろんなところからアイデアをもらい平生町の歴史に関するお菓子を作ってくださっています。
この取材の日にも新しいイタリアーノひらおモチーフのお菓子が誕生していました。
本当にたくさんのお菓子を作られていますが、どうしてそんなにたくさんお菓子を生み出せるのですか?
「作るのが楽しいですよね。これまで色々作ってきたからあれとこれをこうしたと案が浮かぶんですよね。まだまだ作ってないものもあるんだけど、やっぱり楽しいから作ってますね。」
実際これまで1300種類以上のお菓子を作られてきたそう。
毎年、四季折々のお菓子が作られます。
年齢を重ねても作り続けることを止めない。その挑戦が、私たちの目とおなかと心を満たし楽しませてくださるのだなと感じました。
4、ふるさと納税はこちらから
これからの夏の時期限定で、水まんじゅうやソルベが登場します!ひとつ一つ手作りしているお菓子を召し上がってみませんか?
ふるさと納税では、お世話になる方への贈り物としてご利用いただけるように“のし”対応もしています。
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