【ツアーレポート】菌ちゃん先生が平生町にやって来る!平生町の”農”と関わるツアー
こんにちは!
平生移住定住促進隊の眞鍋です!
「菌ちゃん先生が平生町にやって来る!平生町の”農”と関わるツアー」を
実施しましたので、ご報告させていただきます!
今回のツアー企画の経緯
今回のプロジェクトはある地域の方お二人の想いから始まりました。
「もっと元気のある野菜を作って、自分たちも長く元気でいたい。」
「土地をどうにか活用できないか。」
そんな想いから、平生町に”元気野菜作りを学ぶ会”が立ち上がり、
菌ちゃん先生こと、吉田俊道先生をお招きした講演会を開催することになりました。同時に、”農”という入り口から、町外の方に平生町のことを知ってもらい、平生町に関わる人を増やしたいと考え、併せてツアーを開催することになりました!
参加者の方々
今回のツアーは定員が6名で、満員の6名の方に参加していただきました!
6名のうち3名は2月に実施したオンラインイベントの参加者でもあります。
そして、なんと6名のうち2名が東京から、1名が京都からと、遠方から平生町に来てくれました!
皆さん健康や食、スローな生活や自給自足に興味がある方ばかりでしたので、参加者同士で自然と会話が生まれ、良い関係性ができていく様子がとても印象的でした。
ツアー内容
今回のツアーコンテンツは以下の6つです
3/11(土)
①平生町案内
②菌ちゃん先生&地域との方との交流会
3/12(日)
③竹炭作り
④三好さんの生活見学
⑤平生町産のお昼ごはん&移住相談会
⑥菌ちゃん先生講演会
①平生町紹介&案内
最初に平生町の基本的な紹介をし、その後車で平生町を散策しました。
特にオリーブには皆さん興味津々の様子でした。
また、平生町の中心部はスーパーや病院など、日常生活に必要なものは全て揃っているので、車がなくても生活できることをお話すると驚かれている様子でした。
②菌ちゃん先生&地域との方との交流会
夜は、菌ちゃん先生や地域の方々、ツアー参加者との交流会を実施しました。食事は、平生町やお隣の上関町の食材を使った料理を提供させていただきました。
交流会は大いに盛り上がり、翌日8:30スタートだったのですが、
2:30まで語り明かしていた参加者の方もいらっしゃったようです(笑)。
2日目
③竹炭作り
2日目1発目は、竹炭づくりを行いました。
昨今、肥料や農薬の高騰化で、JAも自然農を推進している状況です。
なので、「肥料も自給自足しよう!」ということで、竹炭づくりを行いました。
地域の方に無煙炭化器をお借りしたのですが、無煙炭化器は煙が出ず、かつ火力が出るので短時間で竹炭を作ることができます。参加者の皆さんと一緒に竹を切り、燃やして竹炭を作りました。作った竹炭はお土産として皆さんにプレゼントさせていただきました。
④三好さんの生活見学
竹炭を燃やしている間に、三好さんの生活の様子を見学させていただき、いろいろお話を聞かせていただきました。
ここは2月のオンラインイベントでも話した内容なので割愛させていただきますが、自給自足生活の試行錯誤や、なぜ自然農なのか、などなど、いろいろ語ってくださり、本ツアー内で一番盛り上がったポイントだったかと思います!
⑤平生町産のお昼ごはん&移住相談会
竹炭作り終了後は、三好さんの家の駐車場で平生町産の食材を使ったおにぎり、味噌汁等をみんなでいただきました!
写真に映っている机や椅子は、今回のツアーのために三好さんが作ってくださったものです。
海も一望でき、天気も良く、最高のお昼ごはんになりました!
使用した食材
⑥菌ちゃん先生講演会
そして最後は、お待ちかね吉田先生の実演会&講演会です!
講演会の参加者数はなんと約70名!と大盛況でした!三時間半といおう長丁場でしたが、笑いあり涙ありの講演となり、あっという間に
講演会終了後、吉田先生を駅まで送迎したのですが、その際に、
とメッセージをいただきました。 実は今回の講演会の目的は、講演会をきっかけに元気野菜作りを学ぶ会のメンバーを増やし、”農”から平生町を盛り上げることでした。 この記事を書いたのはツアーが終了して2日目ですが、すでに7名の新メンバーが加わり、現在14名です。吉田先生が話す”面”へ変える第一歩は踏み出せたかと思います。 休耕地を菌ちゃん農法実践の場として利活用して、ノウハウを学んだ人の輪を広げることで、点から面に変え、町内の休耕地を徐々に変えてゆく町づくりを進めていきたいと考えています! 今後の動向にぜひご注目ください!
最後に
講演会終了後、その場でツアーも終了したのですが、参加者のお二人は株式会社農多さんを訪れました。
実は前日の交流会で、農多さんが働き手を募集していることをお二人に伝えると、「ぜひ紹介してください!」とのことで、その場で農多さんに連絡し、一度お話を聞かせていただくことになりました。
その場で何かが決まったわけではありませんが、農多さんからは「いつでもインターンでも見学でも来てくれていいし、すぐに社員として働いてくれてもいいよ。」と言っていただきました。
話がうまくいけば、お二人は平生町の関係人口や移住者となるかもしれません。
このような形で地域と外の人をどんどん繋ぎ、1人でも多くの人が平生町に関わっていただければ嬉しく思います。
今年度のツアーはこれが最後となりますが、来年度もイベントやツアーに加え、これから様々な活動にチャレンジしていきます!